東の果ての秘境07-P2

イトウと岩魚2足のわらじ

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東の果ての秘境2007    東の果ての秘境07-P3

たまたま自分が出会っていないだけかもしれないけど、若い人、元気ないですね!まだまだ遊びたいとか、楽しみたいって言う人ほど大したことしてないですね!世界自然遺産に指定されて2年目、当時、河口を埋め尽くしたプレジャーボートも今回は殆ど見なかった。

道路が隈なく整備された列島で、エンジンを動かすに燃料を給油すればブ〜ンっと何処へでも行けて簡単に物見れ、腹が減ればコンビニで満たすことができる。普段、簡単に手にできるものも、実は物凄く輝いていて、食べ慣れた食材もそこでは超一品に感じられるのはどうしてか。労働を苦に思わず汗を流し、片道6時間ほどを波に揺られてパドルを漕ぎ、途中、断崖から流れ出る幾つもの滝を目にしては小休止。この繰り返しで距離を詰めていき、あちらこちらでピシピシっと水面から飛び出すカラフトマスの多さを見ると今年は充電できた・・・

今年は天候が今一だったのでずっと曇り空だったのが少々寂しかった。前回の一枚の続きがこれ、いきなりのご挨拶は、ここが何処であるかを思い知らされる。

真ん中に小さく黒く染まるのは羆、他では滅多に人前に現さない熊も、ここでは普通に見られるのが戸惑う。力強い命に直面すると興奮しちゃいますね〜。ゆっくりと遠ざかる熊に撃退スプレーを向けてはしゃぐが、あちらはのんびりと構えて去ってゆく。♀か♂かわからいないけど、小熊を連れていなかったのは幸いだったかな、それと、ここ一帯で発信機の付いた熊をたった一度も見たことないんですが、相当な数が生息してるんでしょうね・・・怖い怖い

後ろに薄っすら見えるのが9年前から使っているホームセンターで購入したテント。その側にタープを張り石狩鍋の支度をする。いつもなんだけど、料理を任せっぱなしにしているのが申し訳ない。このA氏と行動が共にできるのは1年で2度ほど、春はイトウの産卵観察でも1泊だけ写真で共にしたが、仕事柄、住まいが何度か移るたび現地で使える日程が短くなったり、逆に長くなったりといろいろだった。

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