2018年

平成29年総集

イトウと岩魚2足のわらじ

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2018年1月中に更新ができればと思いつつ、前回の更新から淡々と月日を過ぎ去る今日でなんとかご挨拶ができればと、昨年の総集ということでまずは愛車事情から報告します・・・上記画像は”イトウと岩魚2足のわらじ”を運営した頃からインフラ区間の道を移動する足=愛車というを全道、離島からOFF走行を含め17年間、当時、中古車として走行距離が44000kmから現在までの走行距離は途中でメーターを交換していながら合計で50万`は走りました。自宅でも車庫に入れず雨ざらし冬も雪で埋もれながら毎日毎日フル稼働させてきた所で昨年の6月でボディー足元のフロアーが錆で抜け落ちてきたのをきっかけに板金修理してくれる工場、もちろんディーラーも打診したが見積もりすら出してもらえなかったのは、明治期の九十九商会は弥太郎の時代から創立した財閥体質の流れで庶民に対する扱いは時代を越えても変わらないのは残念。仕方ないか?札幌市内の民間修理工場を転々と問い合わせ直してくれるところを探したところ、この業界も少子高齢化で熟練した整備士がおらず殆どのところで断わられました。

車体全体の錆、燃料タンクの漏れ前輪のホイールハブベアリングのガタつき冷却水はラジエーター本体とその周りからフロントガラスの窓枠が錆で盛り上がりヒビが入るは、なにからなにまで壊れてしまい通常なら新たに買い替えた方が無難だと皆さんはおっしゃいましたが、これまで17年間にかけ新車を3台買い替えるだけの費用を投資しているので歴代日本の各自動車メーカーが全盛を築いた1980〜90年代の車が如何に価値があるかの一台であることで、どうしても手放す事ができなかった。最近もよくメディアから報道されるアメリカ、カナダでは25年、15年ルールという中古車を輸入する規制が解禁になり時代を越えて海外の庶民、若者の間でブレイクしている映画ワイルドスピードの影響もあってnissanスカイラインR32〜35、toyotaはスープラなどが高値で取引されている現象でも、いかに性能、デザインが優れていたことが時代を越えて改めて評価されていることになります。単に費用だけの問題ではなく良いものは末永く使って乗っていきたいんです。だから諦めません・・・

ところでこの愛車は現在、板金修理を終えた3ヶ月後にラジエーターのリザーバータンクに冷却水の吹き替えしが起こりディーラーにて診断してもらうとエンジンのシリンダーヘッドに亀裂があり?ということで民間修理工場にて載せ替えかオバーホールするかで待機中です。必ず復活させ、これまでのように役に立ってもらいます・・・

知床2017

2017年 知床は羅臼側モイレウシ

知床先端領域に対する思いは今現在もなんら変わることはありません。ただ今現在において問題になっているのは身体の劣化、加齢という老化現象において左目の黄斑変性もさながら身体の所々、特に指先という筋肉が無い末端の細胞が衰えてきたことに悩まされたのが昨年2017年でした。これからどうやって今までやってきたことを続けようかと思うと今までとは違うことに気遣いをしていかなければ煩わしい項目が年々ストレスとしてメンタルが弱くなっていく・・・

知床のガヤ

モイレウシの湾にて、上陸し指先の凍傷?真夏の北海道とはいえ先端領域の天候は気象情報から正確な答えを得ることはできず、まずは目的地へ向かって飛び込むしかない。向かい風に逆らいながら、ここモイレウシの湾に指しかかる時点で風が更に強くなり上陸することにする。これについても前回に述べているので・・・

知床先端領域に来ると文明を築いたインフラ社会では会いたくも言葉さえ交わしたくない人の出会いが新鮮に受け入れることができる。私はですよ!相泊から歩いてきたという年齢にして50代の男女と10代のお兄ちゃん?らが我らのテントから20メールほど離れた地点でそそくさとテントを張り、早々身支度を終えて湾に注ぐ沢との合流点へ向かい竿を振り始める目的はカラフトマスだが、残念ながら地元漁業者らが漁船の上から箱メガネで覗きながら釣りをしようが一匹も手にできないほど数が少ない年でした。そして次第に日没寸前になると我らがテントを張る前まで来ると何ならガヤガヤ?と入れ食い状態で釣り始めるではないか、我らの予定では蛋白源は現地調達のカラフトマスを釣ることを目標にしていたが当たり年である奇数年2017年は不発に終わり細やかな根魚のガヤを釣ることで満足するしかなかった・・・ただ単に釣っては放すの繰り返し・・・

2017年ネマガリタケ

ここ最近、一年で一番時間を割いている事はネマガリタケの子採り。ちょうど車の板金修理する前後6月上旬の最終日の出来事で錆で抜け落ちたトランク部分にべニア板を補強しタケノコの皮むきをする。

採取するタケノコのサイズは根本が親指の幅を超えるものを選び、この規格を下回るものは採らない。そうやって昨年2017年も保存用で確保したのは900ml瓶にして50本になった。保存用としてが本命だが親しい人にあげたりしても年々貯えが増えるばかりで、果たして瓶詰にしたものがどれだけ保てるか実験している楽しみも加えるとまだまだ楽しみが続きそうです・・・

2017イトウ

イトウ(hucho perryi)学名ですが、これが地球上で自然繁殖している国は我が日本とロシアだけです。近年よくメディアから聞く完全養殖技術とはどういうシステム?について考えさせられるのは、まずこれって人の手を加える技術以外に求められるのは人工的なエネルギー=電気を強制的に供給できることが第一条件です。これって単純に技術の問題以外に人工的なエネルギーが常に供給される条件があっての問題で停電した場合は人工的なシステムは崩壊し維持できなくなります。この辺の解釈は電気があってのもので本当の完全養殖技術は確立されていないのが現状です。完全養殖という定義を問う前に常に人間の科学技術による労力を加え持続できなければ、それは不自然なものですよね?・・・自然というシステムがどういう成り立ちで繰り返されているかをもう一度考えてもらいたいものです・・・

ナショナリズム

ここは函館。毎年一度は足を運んでいるこの場はナショナリズムを継承している所です。道内でここ以外に継承しているのは小樽のみですが、グローバル主義思想という社会システムを国家権力と資本力に任せ変えようとしても流行の流れに影響を受けずらい。日本国内にはまだ幾つかある目立たない古い歴史を継承する地は、これからも同じ歴史を次の時代に向け刻んでいくことでしょう・・・