イトウと2011-No.1

イトウと岩魚2足のわらじ

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北海道のイトウと岩魚
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イトウ・・・わらじ・を公開して2011年を迎え今年で9年の歳月が経とうとしています。札幌市内は今も深々と雪が降りようやく積雪しそうな勢いで外気も-8°と1月としては珍しく寒い日が連日つづいている。市街地の路面は-3°を下回ると凍結し、車は速度を上げられずブレーキを踏んでもゴムタイヤではとにかく止まらない。季節が変わればタイヤ、ワイパーを交換しなければならず道路に積った雪も除雪、路面の凍結防止として融雪剤が散布されるのだから運転するストレス+維持管理する財源という二つのストレスに悩まされると思うと、昨日のTVニュースで道東自動車道開通に向け急ピッチに工事が行われているという報道を聞き、道路は造ればつくるだけその後を維持管理する負担≠ェ民に対し将来へ向け爆弾≠ニ化し重く圧し掛かってくる。地方が過疎していく様を見つめ札幌から帯広間が50`短縮したくらいで地域活性化に繋がるとは到底思えない。そうですね、今から32年前の小学3年のとき、同級生に厚田村出身の友人がいて、夏休みに実家に戻るから一緒に海水浴へ行かないかと誘われた想い出がある。友人の両親はもともと漁師なだけあって泳ぎが巧みで、玉ねぎ袋を手にもち波打ち際から生い茂る昆布≠掻き分けエゾバフンウニを獲っては私に食べさせてくれたあの味は今も忘れない。あの頃はまだあったんですよ!まず、現在の日本海側でまともにコンブが生えているのは利尻礼文のみ、他は真っ白に磯焼けした海岸が目立ち他の海藻を見ることすらどうだろう?そんな所へ行きたい理由と魅力は地方の何処にあるんでしょうね?

イトウにしてみても、単に見るなら道内に限らず空港ロビー水族館や釣り堀でほぼ全国各地で目にし手にする事ができる。問題はその野生種を育む自然環境≠ノイトウが自然繁殖しているのかということに対し皆さんは魅力と価値を見出しそこへ集まるのですから種自体そのものは既に保護されています・・・。これからを保護しなければならない目的はそこの自然環境≠ナ地域活性化とは別な課題です。地方から人が去るということは、そこに留まる理由がなく他方から人が集まらず収入が得られないからなんでしょうかね。単純に地方と聞いて皆さんは何を想像しますか?・・・私は、そこにしかないもの・豊かな恵みに対し価値を見出します。・新年早々つまらない話で勘弁してください・・・。2月までドカッと雪が降ってもらい3月はなごりで暖かい春を迎えたいです!相手は自然なので願い通りになるかはどうでしょうか・・・