09笹木さんより
イトウ偶然の奇跡、聖地と対極にある石狩川水系
強風でミノーが飛んで行かずほとんど釣りになりませんでしたが4日間で90UPを2本と30クラスから10センチ刻みで合計10匹釣れました。と、お便りしてくれた笹木さんからの釣果報告!凄いですね、このパンパンになったお腹、食っていけるだけ豊な場が残されているんですね!ここには・・・
今年も有難うございます!自分がイトウ釣りをしていない欲求を笹木さんに期待をかけているのが正直なところです。
そう言えば、産卵期が過ぎて間もなくすると山菜採りへ近隣の山へ入るんですが、時間に余裕が無い時は札幌から近い当別方面の山へ行きます。石狩川水系である当別川は現在もダム建設中で道々沿いから建設過程を見ることができる。水系には1〜2・3・4番川という支流があり、開発以前は勿論イトウが回帰していた。各支流には沢山の砂防ダムがあるが、上流には当時の光景を想像させる蛇行を織り成す場が残されていて、それを見て衝動的に駆け下りて歩いてみたくなるほど切なくなる。でも、どうやっても、そこまで遡上はできないから、そこには床は掘られていない。本当に残念だ、見るたびそう思う。砂防ダムだらけ、これに根深く関わった者と家系はこの先「いい死に方」はしないだろうな・・・当然、いい人生も送れない・・・
母川回帰もあるけど、遡上降下できる環境さえ再現させれば自然に戻ってくるはずです・・・キャッチ&リリースの生存率がどうとか言っているようでは保護なんて100世紀先も実現できるはずなんてない・・・現実的なところに意識を向けて欲しい・・・