便利な物と扱う者の壁

イトウと岩魚2足のわらじ

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北海道のイトウと岩魚
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たまにはこんな画であしからず。

物作りが苦手で、おまけに便利な物を大事にしたことのない自分がフィールドでの使用後、常にカメラ機材のメンテナンスを入念にし大切に保管しているのは我ながら感心します?その一眼レフフィルムカメラ機材も今やそのハウジングを製作してもらった2003年から7年が経ち、フィールドで使いながら段階的に改良と改造を重ね2005年には固定式でも使えるようにしてもらった。実際のところ周りで水中写真を専門にやっている知り合いはおらず、ましてや使う場所は山と川。カメラ自体も陸上で使うのが常識で水中専用機材も限られた機種しかなかった・。自分が写したい被写体、距離感・・・に対してレンズやストロボの選択は実戦で使いながら覚えることになり投資してきた。

自然界で野生のサケ科魚類を淡水域、川で写すには機材の性能や扱い方うんぬん以前に知っておかなければならない知識と経験の積み重ねが必要不可欠な奥深い技術≠ェ存在します。これは長年やっている人しか知らず誰も教えてはくれないし、喋ってもらってはほしくない。そこにカメラマンそれぞれの技術がある。MADE IN JAPANなるカメラ機材の性能は確かに高く素晴らしいですが逆に、その性能に見合う結果を生み出すには、より感性の高い能力が求められるのは生身の人が扱う以上、避けられない壁がある。正直なところ、手元にある先人が残したアルバム見て思うのは機材の性能比の違いだけで逆に現代より扱った人の技術力は高いと思います。写真のクオリティが高い低いの差は機材の性能なんです。問題は扱う側なんです・・・ステイタスを追い求める日本の教育制度は既製≠ウれた狭い道を順番待ちしなければ先には進めないバカな壁が高々と立ち塞いでいる・・・日本とう国が衰退するのは避けられないですね・・・

前々回のサケ帰る自然河川≠フ追加画像。